いま、食品の安全が問われ、油脂加工品においては、POV(過酸化物価)測定が評価に用いられています。
油脂加工品(即席めん類、スナック菓子など)に含まれる油脂は、長期にわたって空気中に放置すると、
味の劣化や栄養価値の低下を伴い、さらに食中毒の原因になるため、食品衛生法およびJASなどで規格が制定されています。
<食品衛生法の基準>
対象:即席めん類(油揚げ麺)
めんに含まれる油脂の酸価が3以下で、過酸化物価が30meq/kg以下であること。
<厚生労働省通達 環食第248号>
対象:油脂で処理した菓子(ポテトチップス、スナック菓子など)
酸価が5以下で、過酸化物価が30meq/kg以下であること。
または、酸価が3以下で、過酸化物価が50meq/kg以下であること。
<JAS規格>
対象:即席めん類(油揚げ麺)
めんに含まれる油脂の酸価が1.2以下、味付け油揚げ麺の油脂については1.5以下であること。
※ meq/kg : 1kgに対するミリ当量数
平沼自動滴定装置を応用することで、精度良く、個人差のない、効率的な測定が実現できます。
【試料】 ラード
【試薬】 滴定液 0.01mol/L Na2S2O3滴定液
【溶媒】 酢酸:イソオクタン(3:2)25mL
【添加液】 飽和KI溶液
【電極】 PR−731(白金比較複合電極)
【測定方法】
@試料1gを採取し酢酸:イソオクタン(3:2)25mLを加え溶解したのち、
飽和KI1mLを加え約10分間放置する。(1)式によって過酸化物に相当するI2を遊離する。
R−OOH + 2I− + 2H+ → R−OH + I2 + H2 ・・・(1)
A遊離したヨウ素を(2)式に従い0.01mol/Lチオ硫酸ナトリウム滴定液で滴定する。
I2 + 2Na2S2O3 → 2NaI + Na2S4O6 ・・・(2)
【測定結果】

【装置】
自動滴定装置COM-1600を応用した過酸化物価自動測定システム ¥350万〜

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