試料溶液の量が10 mLで、中和滴定を行う必要があります。 滴定の進行に伴い、試料液量は20~30 mLに増加することが見込まれます。 適切な電極と滴定容器はありますか?

電極については、次に示す型式が適します。

ガラス-比較複合電極GR-504B 
ガラス-比較-サーミスタ複合電極 GRT-604B

サーミスタ電極によるpHの温度補償の要否で、いずれかを選択してください。
これらの電極は、先端のガラス応答膜がフラットな形状になっており、
先端が試料溶液に浸漬されていれば、pHに応答します。

試料容器としては、50 mL トールビーカーが適します。
寸法については、「JIS R3503 化学分析用ガラス器具」をご参照ください。

初期の試料溶液量が10 mLでも電極を浸漬でき、
滴定の進行に伴い液量が20~30 mLに増えても、溶液があふれることはありません。

50 mL トールビーカーを用いた例として、清酒の酸度とアミノ酸の連続測定の事例を、以下の動画にて紹介しております。ご参照ください。

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