1971年（昭和46年） 11月13日、茨城県の誕生100年を記念して、タイムカプセルがつくられました。翌年の1972年（昭和47年）11月13日に県庁所在地である水戸市の県立歴史館の敷地内にタイムカプセルが埋設されました。そのタイムカプセルを製作したのが、弊社の前身である有限会社平沼精器です。長い間社内でも忘れられていたのですが、再び弊社の長い歴史の１つとして刻まれることとなりました。

茨城県が誕生してから100年を記念して、当時の様子をさらに100年後の人々に伝えるためのタイムカプセル。開封されるのは2071年ということになり、あと半世紀もあるのでその場に立ち会えるかはわかりませんが、開封されたときの様子を想像するとワクワクします。

今では自動滴定装置や水分測定装置で知られるようになりましたが、当時は色々な仕事を行い様々な技術を有していたようです。

タイムカプセルを製作するという重要な任務を与えていただいたことは、当時から会社として信頼されていた証でもありますし、先輩方の努力の賜物だと思います。そして後輩の私たちにとっても大変名誉なことです。今を生きる私たちも、タイムカプセルを開ける頃のまだ見ぬ後輩たちに誇れるような仕事をしていきたいと思います。

茨城県立歴史館を訪れた際は、是非見に行ってみてください。
ちなみにBリーグ茨城ロボッツのホームであるアダストリアみとアリーナの隣です。

タイプカプセルの封函の様子（茨城県だよりアーカイブNo.84）