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「話すのが苦手」だった私が、
営業という仕事を好きになった理由
営業マーケティング部
2023年入社|東京オフィス勤務
設計部 プログラマー|O.Nさん|
2015年入社|本社勤務
育休を経ても、プログラマーとして挑戦を続ける。
その歩みを支える、HIRANUMAの働き方
2015年入社。プログラム専門の短期大学校を卒業後、HIRANUMAへ入社。 設計部ソフト設計グループに配属され、分析装置のソフトウェア開発に従事。 2018年に育休を取得し、復職後は時短勤務を経て、現在はフルタイムで活躍中。 マイブームは推し活。
入社の経緯
ものづくりと、プログラミング。その両方ができる場所を探していた
卒業を控え就職先を探していたころ、Oさんの頭にあったのは「ものづくりに携わりたい。でも、ソフトウェア開発にも関わりたい」という思いだった。ハードとソフト、どちらか一方の業務に限られる会社が多いなか、HIRANUMAは自社で製品の開発から生産まで行っているため、ソフトウェアの設計・開発も担え、出来上がった装置が実際に動くところまで見届けられる。
「自分がやりたいことがすべて実現できる会社だと思い、ここに決めました。」
2015年に新卒入社し、配属されたのは設計部ソフト設計グループ。以来11年、分析装置を動かすソフトウェアの開発に一貫して携わっている。仕様を考えるところから、設計、プログラミング、テスト、マニュアル作成、リリース後のサポートまで、開発工程のほぼすべてに関わってきた。
仕事のやりがい

思い通りに動いた瞬間と「良かったよ」の一言
もともとゲームが好きで、「どうやって作るんだろう」という興味からプログラミングの道へ進んだ。自分が書いたコードが思い通りに動いた瞬間の達成感は、11年経った今も変わらない。
「難しい不具合の原因を突き止められた瞬間、
スカッとするんですよね。
毎回新しい挑戦があり、飽きることがありません。」
展示会で自分が開発に携わった製品を前に、お客様から「使いやすくなりました」と声をかけてもらうことがある。営業や品質保証部から寄せられた改善要望を一つひとつ形にし、その積み重ねがお客様の声となって返ってくる瞬間が、仕事を続ける大きな原動力になっている。「仕事が結構好きなんですよね。」そう笑うOさん。新しい課題に挑戦し、改善を積み重ねる毎日だからこそ、11年経った今でも飽きることがないという。
さらに、国内で初めて自動滴定装置を開発したHIRANUMAの歴史ある製品づくりに携われることも、大きな誇りだ。分析装置は、医薬品や食品など、暮らしにつながる製品の一番手前で使われ、ものづくりの品質管理の土台を支えている。
育休・復職、そして働き方
後から来る人のために、扉を開けておきたかった
2018年、Oさんは育休を取得した。当時、HIRANUMAで育休を取る女性社員は数年ぶりだったが、社内でも「当然育休を取るよね」という雰囲気があり、取りづらさを感じることもなく、取得に迷いはなかったという。当初は半年の予定だったが、成長していく子どもともう少し一緒に過ごしたいという思いが高まり、育休中に上司に「もう半年延長できませんか」と相談すると、すぐに「もちろん!」と背中を押してくれた。
職場復帰後は時短勤務を選択。当時、社内で時短を使っている人をOさんは見たことがなかった。それでもあえて率先して使った理由がある。
「自分が使ったことがある実績を作りたかったんです。今後同じように子育てしながら仕事を続けたい人が出てきたときに、『Oさんも使っていたな』と思えるように。扉を開けておきたかった。」
復帰直後は、保育園から突然「お迎えをお願いします」と連絡が入るたびに、「また迷惑をかけてしまう」と申し訳なさを感じていた。そんなとき、先輩方がかけてくれた言葉が今でも忘れられない。「みんな絶対休む。自分の体調不良で休むこともあるし、他の理由で休むこともある。理由が自分のことか、子どものことかなんて、気にすることじゃないだろう」と。その言葉に、少しずつ肩の力が抜けていったという。
復職後しばらくして、Oさんは上司に「開発のメイン担当ではなく、まずはサポート業務を中心に担当したい」と相談した。急な休みで周囲に迷惑をかけてしまうかもしれない――そんな不安があったからだ。すると上司は「子どもがいるなら任せられないね」ではなく、「じゃあ、こういう業務ならどう?やってみる?」と一緒に仕事の組み立てを考えてくれた。そうして一つひとつ経験を積んでいく中で、「これならできる」という自信が少しずつ戻り、担当する範囲も広がっていった。今では再びメイン開発にも携わっている。
働く上で大切にしているのは、「一人で抱え込まないこと」
「自分もいつ誰かを頼る立場になるかわからないし、逆に頼ってもらえることも、自分にできる役割だと思っています。」というOさん。その考えは、日々の働き方にも表れている。急な休みがあってもなるべくチームに負担がかからないよう、自分なりの工夫も続けてきた。朝は1時間早く出社して集中できる時間を確保し、夜の仕事は持ち越さない。いつ急に休んでも引き継げるよう、共有ドキュメントに進捗状況などをこまめに書き留めている。また、普段からチームメンバーとは仕事の話だけでなく、雑談も交えながらコミュニケーションを取ることも心がけているという。
「普段から話しやすい関係ができていると、困ったときも自然と相談できるんです。自分が働きやすくなるための工夫って、実は周りも働きやすくなることにつながるんですよね。」
一人で頑張るのではなく、必要なときには周囲を頼り、自分も誰かに頼られる存在でありたい。そんなOさんの仕事との向き合い方が、チームの働きやすさにもつながっている。
これから

「一人でなんとかする」ではなく、「みんなでなんとかする」
プログラマーとしては、「画面」(UI)の開発をもっと深めていきたいと考えている。ボタンの配置ひとつにも理由があり、使いやすさを追求するUI・UXの世界は、今でも学びたいことが尽きない。AIなどの新しい技術も積極的に取り入れながら、より良いソフトウェアをつくっていきたいという。一方で、これからはリーダーやマネジメントの視点も身につけたいと話す。大好きな開発はもちろん、チーム全体を見ながら仕事ができる人になっていくことを目指している。
育休に入る前も、復帰したばかりの頃も、「自分一人でなんとかしなきゃ」と考えすぎてしまうところがあった。だからこそ今は、「なんとかなる」という言葉を、自分自身に言い聞かせているという。
「でも、ほったらかしでなんとかなるわけじゃない。周りを頼って、役割分担して、働き方を工夫して、みんなでなんとかしていく。子どものことも仕事のことも、ひとりで抱え込まないで、『頼っていいんだ』って思えるだけで、ずいぶん気持ちが楽になります。」
プログラマーとして挑戦を続けながら、ライフステージが変わっても、自分らしく働き続ける。その歩みを支えているのは、一人で頑張るのではなく、周囲と支え合いながら働くという、Oさんらしい仕事との向き合い方だった。