潤滑油用水分気化装置
EV-2000L
間接通気共沸蒸留法による
潤滑油用気化装置
潤滑油などカールフィッシャー反応を妨害する物質を含んでいて、直接法による水分の測定が困難な試料を、 間接通気共沸蒸留方式によって短時間での測定を可能にします。
【用途例】沸点が比較的高い(およそ150℃以上※)メルカプタン類、ケトン類を含んだ試料、色素を含んだインクなど。
(※試料に含まれる妨害物の濃度によっては測定できないことがあります。)
※国や地域によって販売状況や製品・サービスが異なりますので、具体的なご要望・ご質問については、総代理店である日立ハイテクサイエンスの窓口までお問い合わせください。
仕様
水分気化方式 | 間接通気共沸蒸留方式(キャリヤーガスを通気しながら蒸留) |
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温度調節 | 任意設定、自動温度調整 |
温度範囲 | 室温~200℃ |
キャリヤーガス | N2ガス(もしくはオプションの乾燥空気用ポンプによる乾燥空気) 流量:30~300mL/分(設定可能) |
乾燥剤カラム | モレキュラシーブス 100g |
ヒータ | バンドヒータ |
試料量 | 約10mL以下 |
溶媒 | キシレン、トルエン、n-オクタンなど(1回の測定に使用する量:5~10mL) |
電源 | AC100V±10% 50/60Hz 約150VA |
大きさ・重さ | 220W×370D×265H(mm) 約7.0kg |
【ご注意】AQ-300やAQ-7の一室電解セルと組み合わせ使用不可
オプション
- 乾燥空気用ポンプ
販売店様へ
タイトステーション/サイクラ/気化装置 増設時 既設装置バージョン確認のお願い
自動滴定装置および水分測定装置をご購入後、オプションのタイトステーション/サイクラ/気化装置を増設する場合は、既設装置のバージョン確認が必要となります。
バージョンが適合しない場合は、正常に動作しない可能性がありますので、販売店様にはお手数をおかけいたしますが、下記リンクより確認書類をダウンロードし、該当箇所にご記入のうえ、弊社担当営業までFAX、またはメールに添付をお願いいたします。
タイトステーション/サイクラ/気化装置 増設時の確認事項(PDF)